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日能研結果偏差値が変動した女子校(2023年)

分析

先日、日能研の2023年入試結果偏差値が公開されました。

直前の予想偏差値と比較することで、2023年入試において想定以上に難化した学校、易化した学校をピックアップしてみます。

N60以上の学校を対象に、予想偏差値から2以上変動した学校を挙げてみます。

今回は女子校です。

(予想偏差値)⇒(結果偏差値)で記載します。

2月1日午前

桜蔭 67⇒69 △2
鷗友① 61⇒63 △2

2月1日午後

広尾② 64⇒66 △2

2月2日

香蘭② 60⇒62 △2
東農大一② 60⇒62 △2

2月3日

都立桜修館 61⇒65 △4
東洋英和B 58⇒61 △3
横浜共立B 61⇒59 ▼2

2月5日

広尾③ 61⇒63 △2

考察

広尾学園については、前回(男子・共学校)で述べたので割愛します。

桜蔭については、サピックスオープンの志望者状況から、上位層が大幅に増えて難化が確実視されていたので、予想通り難化したと理解しています。

サピックスの場合、SSでの桜蔭対策が有効に働いているので、80%偏差値がそれほど高くならず、女子学院とそれほど差がないように見えますが、世の中的に見ると頭一つ抜けた存在であることが、日能研偏差値から分かります。

鷗友①も上がっていますが、鷗友を第一志望にする層が増加してきているのと、鷗友の問題が思考力重視の傾向になっていることから、日能研の生徒がやや苦手にしているということもあると想定しています。

また、意外だったのは東洋英和ですね。

こちらも、割と趣向を凝らした問題になっていることと、昨年より倍率が上がったことから、予想より難易度が高かったと考えられます。

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