今回は麻布の難関国立大現役合格率がどうなったのか見てみます。
合格者数は学校HPを参照しています。(6月17日時点)
「難関国立大現役合格率」の定義
東大、一橋大、東工大、京大、国公立医(防衛医除く)の現役合格者数の合計を卒業生数で割ったもの(東大医、京大医のダブルカウントはしない)
麻布の難関国立大現役合格率の推移(2023~2024年)
大学/入試年 | 2023年 | 2024年 |
東京大 | 53 | 38 |
京都大 | 9 | 6 |
一橋大 | 4 | 7 |
東工大 | 10 | 7 |
国公医 | 13 | 12 |
合計 | 87 | 68 |
卒業者数 | 295 | 298 |
難関国立大 現役合格率 | 29.5% | 22.8% |
昨年より下がっており、駒東と同等、渋幕よりは4ポイント低いという結果でした。
浪人が多い同校なので、浪人合わせた合格率も出してみると37.6%となります。
これは、渋幕の浪人含めた合格率(35.9%)は上回りますが、海城(40.8%)は下回るという水準です。
以前からそうですが、学校自体が自由な校風で、生徒の自主性に任せる(放任)という方針が影響しています。
入学した生徒のポテンシャルは間違いなく高いので、来年盛り返してもおかしくはないと思いますが、どうなるでしょうか。