2025年の大学合格実績が出たので、毎年恒例の東京一科国医現役合格率の推移をアップデートします。
今回は東大現役合格者数28名(理Ⅲ2名)と躍進した洗足学園です。
今年の合格者数はインターエデュを参照しています。(3月11更新)
「東京一科国医現役合格率」の定義
東大、京大、一橋大、東科大、国公立医(防衛医除く)の現役合格者数の合計を卒業生数で割ったもの(東大医、京大医、東科大医のダブルカウントはしない)
洗足学園の東京一科国医現役合格率の推移(2025年)
大学/入試年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 |
東京大 | 10 | 18 | 19 | 14 | 28 |
京都大 | 3 | 2 | 1 | 1 | 3 |
一橋大 | 6 | 6 | 5 | 2 | 4 |
東科大 | 7 | 3 | 2 | 5 | 8 |
国公医 | 4 | 2 | 5 | 5 | 9 |
合計 | 30 | 31 | 32 | 27 | 50 |
卒業者数 | 240 | 228 | 229 | 238 | 237 |
東京一科国医 現役合格率 | 12.5% | 13.6% | 14.0% | 11.3% | 21.1% |
過去最高だった2023年の14.0%を大きく更新し、一気に21.1%まで伸ばしてきました。
この値は豊島岡の19.7%(3月11日現在)を上回り、昨年の女子学院の22.7%に迫る値です。
入口偏差値が54(2月1日)の世代であることを考えると驚異的な数値ですし、理Ⅲが2名というのも驚きです。
直近の偏差値が58まで上昇していることを考慮すると、今後は女子学院、豊島岡との間で、桜蔭に次ぐ女子校2位の座を争うことになりそうです。
また、今年の合格実績のインパクトは相当に強烈なので、従来であれば女子学院、豊島岡を第一志望としていたような城南、神奈川エリアの生徒が同校を第一志望にするケースが増えることが予想され、より高いレベルの生徒が入学するという好循環が生まれそうです。