少し間が空きましたが、5年生第1回志望校診断サピックスオープンの合判資料の学校別志望状況の分析の続きです。
今回は女子学院です。
前回の記事はこちら。
志望者数の傾向を、2018年11月の6年生(4つ上の学年の入試直前の状況)と比較します。
志望者数の増減や、上位偏差値の層の厚さの違いが分かり、有用な情報となります。
まだ5年生なので、志望校は今後変わることも多いと思いますが、上位層は初志貫徹の場合も結構あるので、この動向は意外と重要だと思っています。
女子学院の志望者数比較
テスト | 60以上 | 56以上 | 52以上 | 志望者合計 |
2018年第3回合格力判定SO | 66 | 75 | 103 | 372 |
2021年第1回志望校診断SO | 83 | 61 | 87 | 390 |
注意点:
・例えば「56以上」は偏差値56以上60未満の人数であり、重複はしない
・志望者数は「志望順」で選択した学校(「自由選択」は含まない)
考察
4つ上の学年の2019年入試結果を受けた女子学院のサピックス偏差値は61で、現在と変わりません。
志望者数の比較では、偏差値60以上の層は2割程度増加しています。
一方、偏差値52以上60未満の層は逆に2割程度減少しているので、難易度に大きな変化はなさそうです。