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駒場東邦の2021年入試の難易度は近年で最も高くなりそう

分析

2021年中学入試の動向として、「安全志向」が言われています。

難関校の志望者数が減少する中、駒場東邦は模試の志望者数が昨年より約20%増加しており、この状況の中では意外な人気となっています。

要因としては、以前の記事にも書きましたが、従来であれば開成や麻布を志望するような、サピックス偏差値60付近の層が、今年は駒場東邦に流れたと推測しています。

また、その背景には、麻布高校の2020年大学入試における、東大含めた難関大学への進学実績が2019年からかなり低下し、「進学実績で見たら駒場東邦の方がいいじゃん」となったことも大いに関係すると思います。(入口偏差値で駒場東邦が麻布に並んでいた世代なので、この進学実績はある意味予想通りではありますが)

昨年の駒場東邦の出願者数は約600人だったので、仮に模試の動向のとおり、昨年の20%増になったとすると、出願者数は720人ということになります。

近年で最も出願者数が多かったのは、2015年で約660人だったので、これを大幅に上回ることになります。

というか、これを超える可能性が高いでしょう。

実質倍率も昨年の2.0倍に対して、2.4倍程度になるのではないでしょうか。

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これにより起こる変化

駒場東邦の問題はAタイプの問題が多く、合格力判定SOの持ち偏差値のとおりに合否が決まるケースが多いと言われています。

2020年入試においても、偏差値50以下だと合格率が20%程度であるのに対し、偏差値52以上になると合格率70%以上と、順当な結果となっています。

これが、合格率が70%以上になるのが偏差値54か56あたりになるといった結果が予想されます。

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