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横浜市・川崎市各区の中学受験率マップ(2023年)

分析

近年、首都圏の中学受験率は上昇しており、特に東京都の中学受験率については、文京区や港区など高いところでは50%近くということで、良くメディアに取り上げられています。

ただ、神奈川県の中学受験率については取り上げられる機会が少なく、ネットで検索しても情報はあまり多くありません。

そこで、今回は神奈川県でも特に中学受験が盛んな横浜市、川崎市の各区の中学受験率をマップにしてみました。

中学受験率は、各行政のホームページで公表されている公立小学校生徒の進路状況から、国立中、私立中に進学した人数を卒業生数で割って算出しています。

中学受験したけど結局公立中に進んだ人は含まれないため、厳密に言うと中学受験を経験した人の割合としてはこれより数%高いと思われます。

なお、横浜市は2015年度を最後に小学生の進路状況を開示しなくなった(調査しなくなった?)ので、2015年度の数字に首都圏全体の中学受験率の伸びを乗じて推計しています。

横浜市・川崎市の中学受験率マップ(2023年)

トップ5

横浜市青葉区:33.1%

横浜市中区:29.7%

横浜市西区:28.8%

横浜市港北区:27.1%

川崎市中原区:26.8%

このマップで見えてくること

  • 田園都市線、東横線沿線エリアが特に高い
  • 特に青葉区は良質な住宅街が広がり、高収入サラリーマン家庭が多いことが高い中学受験率に繋がっていると思われる
  • 中原区が高いのは、タワマン擁する武蔵小杉(こちらも高収入サラリーマン家庭が多い)が牽引していると思われる
  • 20%後半というのは、中野区や江東区、武蔵野市と同レベルであり、都内と比較しても遜色ない
  • 都心へのアクセスが決して良くない都筑区の中学受験率が予想以上に高い(聖光祭で配布された最寄り駅路線図でセンター北20名、センター南13名と多かったのも納得)
  • 近年勢いがある渋渋、洗足学園は神奈川の中学受験率の高いエリアからのアクセスが良く、立地的にも恵まれている

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