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難関中高一貫校マップ(男子版)

分析

先日、難関中高一貫校マップ(女子版)を公開しましたが、今回は男子版です。

サピックス偏差値50台中盤以上の難関校(男子校・共学校)の所在地を示すマップです。

地図の範囲上、栄光学園が見切れてしまいましたが、東京、神奈川、千葉については概ね網羅しています。

吹き出しの色は、
水色:男子校
オレンジ色:共学校
で、学校名の横の数字はサピックス偏差値(複数回入試の学校は1回目)です。

画像はクリックすると拡大表示されますが、横が1600ピクセルくらいあるのでブラウザによってはオリジナルサイズで表示されないかも知れません。

その場合は画像を保存してから見ると、オリジナルサイズのファイルが見れると思います。

難関校マップ男子

このマップを見て分かること

学校の難易度というのは、上位層の生徒が多く受験するほどボーダーラインが上がり、偏差値が上がります。(大学合格実績にも繋がる)

そして、その上位層の生徒の数には限りがあるため、それを学校間で奪い合いをしているというのが難関校同士の競争の実態です。

また、上位層の生徒は各地域に一定割合いますが、中学受験人口の多い中学受験率が高い地域、人口密度が高い地域に多くいることになるので、学校の立地も上位層の集客に影響します。(中学受験が盛んな地域に近い方が集めやすい)

それを理解した上で見ると、以下のようなことが分かります。

  • 都心は筑駒、開成、神奈川県は聖光学院、千葉県は渋幕が、そのエリアの最上位層が行く学校としての位置づけを確立(共学志望は渋渋という選択もある)
  • 都心ではその次の層が行く学校として渋渋、麻布、早稲田、武蔵、駒東、海城などがあり、偏差値的には競合する関係なので、ある学校が伸びると別の学校が下がるという関係にある
  • 麻布が何十年も安定して難関校の位置づけを保っているのは、その校風以外に中学受験人口が多い都心や城南地区、東京寄りの神奈川エリアに近いという恵まれた立地も理由のひとつと考えられる
  • 東京寄りの神奈川エリアでは、栄光学園までの通学は遠いため、浅野が聖光学院に次ぐ学校の位置づけになりつつあると考えられる(もちろん東京に通うという選択肢もあるが)

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