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女子御三家の難関国立大学合格力比較

分析

前回、広尾学園の難関国立大学合格力の分析をしました。

今回は女子御三家の難関国立大学の合格力を比較してみます。

合格実績は、各学校のHPを参照しました。

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女子御三家の難関国立10大学の合格実績の比較

国立大学は重複合格がないため、その合格者数によって、おおまかな難関大学の合格力を測定しやすいという特徴があります。

ここでは、難関とされている国立10大学の2019年合格実績を比較します。

学校名の括弧は中学受験における、現在のサピックス偏差値です。

大学桜蔭(62)女子学院(61)雙葉(58)
東京大学66278
京都大学464
北海道大学140
東北大学211
一橋大学2131
東京工業大学441
名古屋大学000
大阪大学010
神戸大学000
九州大学000
合計795615
卒業者数227224180
割合34.8%25.0%8.3%

桜蔭は東京大学に実績が集中しており、突出した学力の子が非常に多いことが分かります。

女子学院は一橋大学が多いのが特徴ですね。文系の比率が高いのかも知れません。

雙葉は入口の偏差値が女子御三家の中では少し落ちますが、同レベルの学校と比較しても、少し見劣りする結果となっています。
お嬢様学校なので、私立大学への進学が多いことも影響していると思われます。

女子御三家の国公立大医学部の合格実績の比較

次に、2019年の国公立大医学部の合格実績も比較してみます。

医学部については、最近の医学部人気により、私立も難易度が上がっていますが、学費の違い等の理由で国公立の医学部の人気が依然として高いです。

そのため、国公立の医学部の合格者数は、難関国立大の合格実績と同様に、有力な指標となります。

桜蔭(62)女子学院(61)雙葉(58)
国公立医学部411810
卒業者数227224180
割合18.1%8.0%5.6%

こちらも、桜蔭の圧勝です。

別の記事でも書きましたが、桜蔭は医学部志望の子が多いということを表す結果となっています。

評価

入口の偏差値を考慮しても、桜蔭の実績がずば抜けています。

女子で難関大学へ進学を最優先に考えるなら、桜蔭が一番ということは明らかです。(合格できる実力があるとして)

桜蔭生は本当に良く勉強をすると聞くので、そういう子が多く入学しているということなんでしょうね。

ただ、学校に行く理由はそれだけではなく、学校の雰囲気や環境も大事なので、志望校を検討をする際には、文化祭などのイベントに、お子さんと一緒に何度か足を運ぶことおすすめします。

それにより、子供も「頑張ってこの学校に入りたい」という気持ちになります。

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