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合格力判定資料から2021年入試の実質偏差値を判定

分析

先日、新5年生に対しても、2021年版の合格力判定資料が配布されました。

今後実施される、中学入試分析会で使用するものですが、この情報から様々なことが分かるので、何回かに分けて書いてみます。

今回は、合格力判定資料に掲載されている難関校について、2021年入試における実質的な偏差値を独断で判定したいと思います。

合格力判定資料には、合格率80%のラインが引いてありますが、必ずしもそれに一致するとは限りません。

開成:67

合否のグラフは例年から大きな変化なし。

麻布:60

直近の偏差値61から60に低下すると予想します。

偏差値50~54の合格率が上がっていますが、サピックスのカリキュラムの成果なのか、今年の受験者のレベルが低下したのかは不明です。

駒場東邦:58

合格力判定資料上は80%ラインが59となっていますが、58が妥当だと思います。

慶応普通部:58

サピックスとしては近年で最も合格率が高かったのではないでしょうか。

サピックスのカリキュラムが功を奏したのか、志望者全体のレベルが下がったのか。

筑駒:71

例年であれば偏差値68以上あれば70%合格していましたが、今年は偏差値68でも50%しか合格できていません。

サピックス最上位層の力が、例年と比較して若干下がった可能性があります。

桜蔭:62

偏差値は変わりませんが、偏差値58~60の合格率が下がっています。

偏差値66付近の層の受験者数が大幅に増えたようなので、それによる影響の可能性もあります。

女子学院:61

こちらも偏差値は変わらないでしょう。

合否グラフも例年と変わりません。

雙葉:57

合格力判定資料では58となっていますが、57が妥当だと思います。

上位層の受験者数が減っている&偏差値58以上の受験者は100%合格という状況であり、レベルの低下が懸念されます。

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