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学芸大附属の難関国立大現役合格率の推移(2024年)

分析

今回は学芸大附属の難関国立大現役合格率がどうなったのか見てみます。

合格者数は学校ホームページの情報を参照しています。(4月12日時点)

「難関国立大現役合格率」の定義

東大、一橋大、東工大、京大、国公立医(防衛医除く)の現役合格者数の合計を卒業生数で割ったもの(東大医、京大医のダブルカウントはしない)

学芸大附属の難関国立大現役合格率の推移(2021~2024年)

大学/入試年2021年2022年2023年2024年
東京大1613713
京都大51071
一橋大9562
東工大12376
国公医1613146
合計58434128
卒業者数336325307305
難関国立大
現役合格率
17.3%13.2%13.4%9.2%

近年の人気低迷から予想されたことではありますが、ついに10%を切ってしまいました。

あくまで現役合格の率を見ているので、浪人が多い同校にとっては厳しい条件ではありますが、この数値は吉祥女子のやや上という水準です。

中高一貫校ではないので単純比較はできませんが、一定数が学芸大附属高校に進学する学芸大附属世田谷中の6年前のサピックス偏差値が48前後だったので、ある意味納得の数字ではあります。

中学からストレートに高校進学ができないという点が中学受験層に敬遠されていることに加え、東京都の高校授業料無償化が更なる逆風となるため、先行きは厳しいと言わざるを得ません。

ただ、教育熱心な地域に立地するため、校舎の建て替え等、何か大きなきっかけがあれば復活する可能性はあると思います。

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