先日、「進学実績」について記事を書きましたが、武蔵の2023年の進学実績が開示されたので、そこから「現役で早慶以上進学率」を算出してみます。
「現役で早慶以上進学率」の定義
「進学実績」において、現役での「旧帝大」「一橋大」「東工大」「左記大学以外の国公立医学部」「早慶」への進学者数を合計し、それを卒業者数で割ったもの
厳密には、順天堂などいくつかの私大医学部もこれに匹敵する難易度ですが、分かり易さを優先して対象外とします。
武蔵の「現役で早慶以上進学率」(2023年)
進学先/入試年 | 2023年 |
旧帝大+一工 | 39 |
上記以外の国立医 | 4 |
早慶 | 22 |
合計 | 65 |
卒業者数 | 171 |
現役で早慶以上進学率 | 38% |
5人に2人は現役で早慶以上に進学しているということになります。
既卒を入れると50%を超えますが、現役での進学先としてはこれが現実です。
自由な校風なので、難関大学への進学に興味がない生徒も結構いそうです。
一方、この結果は、武蔵の入口偏差値がまだ上昇する前に入学した学年の結果なので、これから上昇していくものと思われます。