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入試当日の休み時間の注意点

入試
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1月校も含めると、入試まで1か月を切りました。

6年生は最後の追い込みの時期だと思いますが、入試当日の休み時間の過ごし方でいくつか気を付けることがあるのでご紹介します。

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心理的作戦への対応

兄の入試に際して、事前に言って聞かせたことのひとつに、心理的作戦への対策がありました。

確か、サピックスからも説明があったんじゃないかと思いますが、どこかの塾の戦略として、入試の休み時間に、わざと他の子が焦るようなことを言わせるというものです。

例えば、終わったばかりの教科の問題について、「xxの問題簡単だったよな。」「俺もできたよ、簡単だった。」「〇〇の問題はひっかけだよな。」のような会話をするということです。

これを真に受けると、「自分は周りと比べてできなかったかも。」「ひっかけ問題に気付かなかったので、自分は間違ったかも知れない。」と不安になってしまいます。

冗談のような話ですが、複数のところからそういう話を聞いていたので、万が一本当にあった場合に影響を受けるのを防ぐために、「そういうことを話してたら他の塾の作戦だから、「こんな卑怯な手まで使わないといけないなんて、随分かわいそうな人だな」と思って気にするな。」と伝えておきました。

結局、試験当日にそういうことは無かったようですが、塾関係なしに素でそういう話をする子もいると思うので、影響を受けないために事前に伝えておくのも手です。

答え合わせはしない

これはどの塾でも言われることだと思いますが、休み時間には答え合わせをしないように言っておく必要があります。

不安を解消したい気持ちで、ある程度自信のある問題などは、つい答え合わせをしてしまいがちですが、もしそれが友達と違う答えだった場合、「間違ったかも。」と一気にネガティブな気持ちになってしまうので、入試の時はそういう決まりなんだと、事前に言い聞かせましょう。

また、その日の試験が終わった後に、家に帰って答え合わせをするというのも、翌日以降に試験が控えている場合は避けるべきだと思います。

子供が気にしている場合は、「結果は合格発表で分かるんだから、今は答え合わせするより、明日の試験の準備に使おう。」と促すの良いでしょう。

慣れていてすぐに確認できる参考書を用意する

休み時間は、まずトイレに行き、その後は次の教科の参考書を見ているのが、心も落ち着くので良いでしょう。

参考書は、いつも使っていて、どこに何が書いてあるか分かっているものを使う方が、知らないことがあって不安になったりしないので良いでしょう。

最後まで知識を詰め込むより、今まで覚えてきた知識を直前に再度確認することで定着させるとともに、心を落ち着かせる方が重要だと考えます。

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