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広尾学園、1日午後入試は広尾小石川と難易度変わらないかも

入試

市進中学受験情報ナビによると、広尾学園の本科コースの出願者数は、1月21日時点で1日午前、午後入試ともに昨年同時期比で10%以上減っています。

これは、昨年よりさらに広尾学園小石川に流れたことと、コロナ禍により海外大学進学に不安を感じる状況であることが影響していると推測していますが、これだけ減ると、難易度に影響することは必至でしょう。

もちろん、従来であればチャレンジ層だったはずの層が小石川に流れるケースが多いとは思われますが、実質的な偏差値としては1,2程度は下がると思われます。

なぜなら、広尾学園の1日午前、午後のサピックス偏差値は昨年から下がっていない訳なので、受験者数が減るとなると、当然、実質の偏差値との乖離が出てきます。

一方、広尾学園小石川の本科コースの出願者数は、1月21日時点で1日午前が20%以上、午後入試も10%近く、昨年同時期比で増加しています。

最新のサピックス偏差値は、

  • 広尾学園の1日午後入試(本科コース):59
  • 広尾学園小石川の 1日午後入試(本科コース): 56

となっていますが、前述の状況からすると、その差は更に縮まり、実質としては同じような難易度になる可能性もあります。

余計なお世話かも知れませんが、入試回数を増やすことによるバブル偏差値も、そろそろ維持が難しくなってきた可能性があります。

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これを受けてどのように考えるべきか

このタイミングでの志望校変更は難しいとは思いますが、1日午後入試について、本当は広尾学園が良かったが、難易度を考慮して広尾学園小石川に変更したというケースであれば、再考の価値があると思います。

また、1日の午後受験は考えていなかったけど、面接が中止になり時間的余裕ができたという場合で、広尾学園の1日午後入試の難易度が多少下がるなら受験が視野に入るという場合も、再考の余地がありそうです。

あくまで事実に基づく推測であるため、ご判断は自己責任でお願いします。

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