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現5年生の志望校傾向を分析(開成編)

分析

前回に引き続き、5年生第1回志望校診断サピックスオープンの合判資料の学校別志望状況の分析です。

今回は開成です。

前回の記事はこちら。

志望者数の傾向を、2018年11月の6年生(4つ上の代の入試直前の状況)と比較します。

志望者数の増減や、上位偏差値の層の厚さの違いが分かり、有用な情報となります。

まだ5年生なので、志望校は今後変わることも多いと思いますが、上位層は初志貫徹の場合も結構あるので、この動向は意外と重要だと思っています。

開成の志望者数比較

テスト66以上62以上58以上志望者合計
2018年第3回合格力判定SO163203177692
2021年第1回志望校診断SO168145150840

注意点:
・例えば「62以上」は偏差値62以上66未満の人数であり、重複はしない
・志望者数は「志望順」で選択した学校(「自由選択」は含まない)

考察

4つ上の代の2019年入試結果を受けた開成のサピックス偏差値は67で、現在と変わりません。

知名度の高い学校なので、5年生の現段階で全体の志望者数が多いのは想定通りです。

偏差値66以上の層は同じ位ですが、62以上66未満の層は3割程度減少しています。

偏差値58以上62未満の層も2割程度減少しており、80%合格偏差値よりやや下の層は、4つ上の代と比較すると少ない状況です。

麻布は偏差値62以上の層が増えていたので、偏差値的には開成を狙えるが麻布志望にしている層が割と多いということかも知れません。

コロナによる安全志向の影響という可能性もあります。

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