都心の高校で国公立大医学部の合格者数が多い学校と言えば、桜蔭や豊島岡が思い浮かびます。
一方、国公立大医学部の合格者数自体は目立たなくても、東大や一橋大などの難関国立大の合格者数と比較すると多い、「国公立大医学部狙いの生徒が多い」と思われる学校も存在します。
今回は、一都三県の難関校の中で、難関国立大合格者の中で国公立大医学部の比率が高い学校をランキングにしてみました。
これらの学校は、国公立大医学部を狙っている生徒の割合が高いと推測できます。
卒業生に占める国公立医学部合格者数の割合ではなく、難関国立大合格者の中の国公立医学部の割合でのランキングなので、ご注意ください。
2024年 難関国立大合格に占める国公医比率ランキング(一都三県の難関校)
国公医の絶対数こそ19名ですが、東邦大東邦が2位(44.2%)にランキングされるという、意外な結果となりました。
同校は東邦大医学部への推薦枠を10以上持っており、医学部を目指す生徒が多く入学していることから、国公医の比率が高くなっていると思われます。
実際、私立医学部の合格者数も100名を超えています。
女子校のフェリス、雙葉、吉祥女子については、東大や一橋大といった難関国立大よりも早慶に流れる生徒も多い一方で、医学部志望の生徒は一定数いるため、結果として比率が高くなっていると思われます。