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早慶現役進学率の高い主な中高一貫校(2023年)

分析

高校の「大学合格実績」で、早稲田○○名、慶應○○名という情報は学校ホームページに載っています。

これらの「合格実績」は、同じ人が複数学部に合格した分も重複カウントされていることに加え、東大などに合格してそちらに進学する人の合格実績も含まれており、実際の進学状況を予想するのが難しいというのが実態です。

一方、本当に知りたい情報である、実際に早稲田や慶應に「進学」した人数というのは、一部の学校を除いては学校ホームページにも掲載されていません。

理由は、前述のような重複カウントがされないことから、寂しい数字になる学校がほとんどであり、把握していても積極的には出したくないということでしょう。

実際には合格実績の4分の1程度しか進学しないことが多いです。

この早慶も含めた進学実績については、毎年サンデー毎日に掲載されるため、今回はそれをもとに早慶への現役進学率が多い学校を一覧にしてみます。

なお、麻布、武蔵、海城、フェリスなどは回答なしということで除外しています。

「早慶現役進学率」の定義

早稲田または慶應への現役での進学者数の合計を卒業生数で割ったもの

早慶現役進学率の高い主な中高一貫校(2023年)

順位学校早慶現役進学率
1頌栄女子38.5%
2洗足学園28.4%
3浦和明の星25.4%
4雙葉25.3%
5女子学院25.2%
6横浜共立24.2%
7白百合23.3%
8渋幕22.6%
9攻玉社22.1%
10聖光学院21.0%
11横浜雙葉20.9%
12渋渋20.9%
13本郷19.7%
14鷗友学園女子19.7%
15都立桜修館19.2%
16東洋英和19.2%
17筑波大附属18.2%
1818.0%
19市川17.7%
20豊島岡17.5%
2023年早慶現役進学率

考察

男子の場合は、現役で早慶に合格してもそれを蹴って、翌年難関国立にチャレンジするケースも多いので、女子校の方が高く出る傾向があります。

また、女子校でも桜蔭のような、東大か国医が期待値になっているような学校の場合は、現役で早慶でも納得ができないのか、ランクインしていません。

女の子を持つ家庭の視点では、現役で早慶に合格してくれれば御の字という考えを持つ場合が多いと思いますので、この指標は参考になると思います。

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