当ブログでは、高校の大学合格実績の比較に「難関国立大現役合格率」を使っています。
これは、東大、京大、一橋大、東工大、国公立医学部への現役合格率ですが、難関中高一貫校でほとんどの生徒が目指す目標ということで、分かり易い指標だと考えています。
一方、「難関国立大現役合格率」が10%を切る高校においては、早稲田、慶應への進学が現実的な目標になっている場合も多く、「難関国立大現役合格率」と「早慶現役進学率」の合計で比較することで、その学校のトップ層だけでない、学校全体の実力を把握することができます。
今回は、「難関国立大現役合格率」+「早慶現役進学率」の高い学校をグラフにしてみました。
なお、麻布、武蔵、海城、フェリスなどは早慶現役進学率のデータなしのため除外しています。
早慶以上現役進学率の高い主な中高一貫校(2023年)
.png)
この比較の意味
高校生にとって、難関国立大への現役合格というのは高いハードルですが、早慶への現役進学率を含めて比較すると、違った姿が見れます。
特に女子の場合は、早慶合格と比較して、東大に合格するメリットをそこまで見出せず、早慶合格で御の字と考える場合も多いため、この比較にも意味があると思います。