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サピックスの2020年合格実績を予測

サピックス

サピックスのホームページで日々更新されている2020年合格実績ですが、2月4日時点で、2月2日入試校の実績まである程度出てきています。

報告が遅れている人や、繰り上げ合格によってこれから増加することが見込まれますが、昨年この時期から最終的に増えた数を加算することで、今年の最終的な合格実績を予測してみます。

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サピックスの2020年合格実績予測

個人的に気になった学校について予測してみます。

下表の「増加見込み」は、昨年の同じ日の速報値から、最終的にどの程度増加したかをもとに算出しています。

ここから増加するのは、報告遅れ、繰り上げ合格、2次試験による加算が主な要因です。

なお、サピックスの生徒数は
2019年:5516人
2020年:6013人(前年比109%)
と増加しています。

学校2019年実績2020年
2月4日現在
増加見込み2020年予測前年比予測
開成273238+1024891%
麻布183174+10184101%
武蔵5552+355100%
駒場東邦169175+7182108%
聖光学院225166+72238106%
栄光128123+17140109%
桜蔭175166+11177101%
女子学院125146+0146117%
雙葉4859+059123%
豊島岡270226+45271100%

この予測から分かること

まず言えることは、「サピックス生は年々増加しているけど、難関校の合格者数は、必ずしも生徒数に比例して増加はしていない」ということです。

以前書いた以下の記事にも関連しますが、

これからサピックス全体の生徒数が更に増加していっても、難関校に合格できる上位層の数は頭打ちになる可能性があります。

例えば、3年後に生徒数は7000人になったが、難関校の合格実績は今と変わっていない、ということが起こり得るということです。

考えてみれば、サピックスが世の中で「難関校ならサピックスが一番」と認知されてからかなり経過しているので、その地域で集められる優秀層は既に集めることができていて、これ以上の集めることが難しくなっているのかも知れません。

そうだと仮定すると何が起こるか

上位層の数が頭打ちになっていると仮定した話ですが、その場合は生徒数増加に伴い、上位までは及ばない層の比重が増えるということなので、サピックス全体で見たときのレベルは若干下がるということになります。

その結果、今まで、日能研や四谷大塚と比較して圧倒的に低く出ていたサピックス偏差値が、ほんの少し高めになるということが、長期的に見ればあり得るかも知れません。

ただ、それはネガティブなことではなく、一人の受験生から見れば、サピックス全体平均がどうなろうが、合格するためにやることは変わらないし、そのためのメソッドをサピックスは提供してくれます。

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