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【速報】サピックス、早稲アカの2024年難関校合格実績比較 2/3時点

サピックス

各塾の女子御三家の合格者数の速報が発表されました。

今回、早稲アカが合格実績を伸ばしてきているので、サピックスと早稲アカの合格実績を比較してみます。(2月3日時点)

サピックス

2024年
2月3日
2023年
同時期
増減数増減率
桜蔭185193-8-4.1%
女子学院127138-11-8.0%
雙葉4449-5-10.2%
渋幕337379-42-11.1%
渋渋6674-8-10.8%
駒場東邦163169-6-3.6%
早稲田113114-1-0.9%
海城828200.0%
豊島岡168173-5-2.9%
洗足4751-4-7.8%
フェリス6079-19-24.1%
吉祥女子96106-10-9.4%
浦和明の星415451-36-8.0%
2/3時点のサピックス合格者数と前年同時期との比較

早稲アカ

2024年
2月3日
2023年
同時期
増減数増減率
桜蔭6964+5+7.8%
女子学院9464+30+46.9%
雙葉5849+9+18.4%
渋幕202178+24+13.5%
渋渋28
駒場東邦5748+9+18.8%
早稲田10395+8+8.4%
海城41
豊島岡92
洗足71
フェリス4
吉祥女子81
浦和明の星307
2/3時点の早稲アカ合格者数と前年同時期との比較

※「-」は2023年同時期の情報なし

サピックスの難関校合格者数は軒並み減少

サピックスは渋幕一次入試の合格者数の減少から予想されたとおり、難関校の合格者数が軒並み減少する結果となっています。

そして、早稲アカはサピックスの減少分がそのまま移ったような増加となっています。

サピックスの生徒数は昨年同等なので、サピックス上位層のレベルに、早稲アカの上位層のレベルが追いついてきていることを意味します。

まだ男子御三家の結果が出ていませんが、現時点までの実績を見る限り、ここまでの減少はサピックスが有名になってからは初めてで、サピックス一強時代の終わりの始まりを示唆する結果になるかも知れません。

これからは志望校に合った塾を選ぶ時代か

今までは、どんな難関校を志望していても、「サピックスがベストチョイス」「サピックス一択」というイメージがありました。

ただ、第一志望校が多様化する一方で、サピックスは開成、麻布、桜蔭、女子学院の合格実績を最優先にしたリソース配置、カリキュラムとなっているので、これからは志望校によって各塾の実績やカリキュラムを比較して選択する時代に入っていくのかも知れません。

実際、サピックスで聖光学院、雙葉、渋渋に特化した学校別特訓をその校舎のエース講師から受けることは難しいことがほとんどなので、それらの学校に特化した対策で実績を上げる塾が出てくれば選択肢になってくるのではないでしょうか。

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