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開成、2022年中学入試で合格者数を増やした理由

入試

開成のホームページで、今年の中学入試結果を見ていて気になることがありました。

入試状況・結果 | 開成中学校・高等学校公式サイト

合格者数を見ていただきたいのですが、ここ数年は400名未満で安定していたのに、今年は416名と急に増えています。

厳密には、2018年の388名から2021年の398名までじわじわ増加してきていたところに、急に416名になったというのが正しいです。

2022年の合格者数が増えた理由を推測

まず、コロナの影響が思い浮かびます。

毎年恒例だった関西からの遠征組(腕試しであり、入学意思はない)が減ったという影響ですが、それは受験者数が2021年に前年より100名以上減少したことに表れており、その条件は2022年も同じなので、それが原因ではないと考えられます。

考えられる理由としては、

  • 東大合格率ではついに聖光学院に並ばれ、進学実績では互角という認識が広まったため、両方合格の場合は通学に有利な方を選ぶケースが増えており、それを踏まえて歩留まり率を見直した
  • 最近、入学者数が思ったより若干少なめだったので増やした

が挙げられます。

この中で、後者の理由である可能性は高くないと思うので、やはり前者の理由の可能性が高いでしょうか。

言い換えると、「最優秀層は開成一択」という考え方が若干薄れてきているのかも知れないです。

あくまで推測ではありますが。

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