これはサピックス生に限った話ではないかも知れませんが、高学年になるとA3対応のプリンターが必須と言われており、うちも長男が4年生の頃に購入しました。
結論としては、中学受験にA3対応プリンターは必須です。
もう廃盤になっていると思いますが、ブラザーのMFC-J6973CDWという機種(A3フル対応&両面同時スキャン機能搭載、2段トレイモデル)を使っていて、いままで問題なく稼働してくれています。
その前からEPSONのA4プリンターもあったのですが、A3プリンターの導入後は使用しなくなりました。
以下にA3対応プリンターが必要な理由と現在のおすすめ機種をまとめます。
中学受験にA3対応プリンターが必要な理由
以下のようなシーンでA3対応プリンターが必須となります。
テキストで間違った問題を理解できるまで繰り返し解く場合
直接テキストに書いてしまうと、間違った場合にもう一度解くことができなくなります。
そのため、テキストをコピーしたものを使って解くのが良いのですが、テキストはB4サイズのものが結構あり、A4プリンターでは対応できないため、A3対応プリンターが必要です。
過去問を解く場合
6年生になると、相当量の過去問を解くことになりますが、実際の入試の問題用紙や解答用紙はA4より大きいサイズです。
学校別の過去問集は、サイズが収まるように実際のサイズより縮小して掲載されているので、実際のサイズに拡大コピーして使う必要があります。
拡大しないと、問題の字が小さ過ぎたり、回答欄が小さ過ぎたりするので、かなり難しいです。
過去問集には何%で拡大コピーしたら良いか書いてあったりするので、その場合はその拡大率をプリンターに入力してコピーすればOKです。
A4より大きなサイズの資料をコピーする場合
大きめの資料をコピーする場合など、A4ではサイズが足りないことが結構あるので重宝します。
プリンターに求められる機能
上記のような使い方をするので、中学受験用のプリンターとしては、以下の機能が求められます。
- A3までの両面コピー(自動両面スキャン&両面コピー)
⇒ 試験の問題の表裏両方をコピーしたい場合など、いちいち片面ずつコピーするのは面倒なので、自動両面スキャン&両面コピーは必須と言っても過言ではないです。 - 2段トレイ
⇒ 個人的にはこれも必須です。コピーする用紙のサイズが変わる度に用紙を入れ替えるのはかなり面倒なので、2段トレイの機種にしておけば、予め入れた2種類の用紙であればいちいち入れ替えが必要なくなります。 - 無線LAN経由での印刷
⇒ いまどき対応してない機種の方が珍しいと思います。スマホで調べたサイトをそのまま印刷することが可能なので、結構利用します。
最もおすすめの機種
売られているA3対応プリンターの中で、上記の機能を充足し、かつコスパの良い機種として、ブラザーの「MFC-J6983CDW」が最もおすすめです。(うちで使ってる機種の後継機)
いつ買うべきか
どのみち使うのであれば、早く買った方が長く使えてお得だと思います。
うちもそうでしたが、4年生になったら買ってしまって良いのでは。
留意点
インクは大容量のものを買いましょう
純正インクには、大容量タイプのものと、普通のタイプがあります。
全然もちが違うので、安いと思って通常のものを買わないように注意してください。
大容量タイプのインクはこちらです。
設置について
「A4対応のプリンターから少し大きくなった程度」を想像していると、それを上回る大きさと重さに驚くことになります。
奥行きもそこそこあるので、事前に置く場所を決めておいた方が良いです。
うちは、IKEAの「KALLAX(カラックス)」というシェルフユニットの上に置いて使っています。
写真印刷の画質
印刷して部屋に飾っておく程度の用途であれば問題ない画質ですが、EPSONやキャノンといった写真画質に力を入れているメーカーのプリンターと比較すると劣ります。
と言いつつも、使い出すとこの機種がメインになるので、結局写真もこれで印刷しています。