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残念な茨城県教育委員会の判断

中学受験全般

朝日新聞デジタルの記事「「ここまでとは」塾も驚いた茨城の高校入試激変 ミスは減りそうだが」について。

「ここまでとは」塾も驚いた茨城の高校入試激変 ミスは減りそうだが:朝日新聞デジタル
 3日にあった茨城県立高校入試の学力検査の出題形式が、前年から大きく様変わりした。記述式の問題がほとんどなくなり、代わりに記号を選択する問題が急増した。昨年、記述問題を中心に採点ミスが相次いで見つかっ…

「そこに愛はあるんか?」と聞きたいですね。

中学受験では記述式が当たり前になっていますが、それは選択問題では測れない表現力や思考力を見るためであり、その能力がこれからの社会で活躍するのに必要な能力だと、学校側が考えているからですよね。

記述式問題の採点でミスったからといって選択問題ばかりにするとは、自分たちのリスク回避が優先の、事なかれ主義の判断としか思えず、残念な判断だと思います。

上記とは直接関係ありませんが、茨城県の県立高校の倍率はかなり低く、東大合格者数が県で最も多いとされる土浦第一高校でも今年の倍率は1.1倍台だったとのこと。

その東大合格者数でも近年低迷しており、このような状況では、多少遠くても千葉や東京の私立校に通う選択をする家庭も多くなりそうな気がします。

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