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佐藤ママの記事を見て残念な気持ちになってしまう理由

中学受験全般

たまたまネットで目に入った、佐藤ママの記事「なぜ子どもの勉強にiPadが必要なのか?東大理IIIに3男1女合格佐藤ママ「便利さは諸刃の剣」」を読みました。

なぜ子どもの勉強にiPadが必要なのか?東大理IIIに3男1女合格佐藤ママ「便利さは諸刃の剣」 | AERA dot. (アエラドット)
公立の小学校でも児童に「iPad」などのタブレット端末が配られるようになりました。学習ツールとして便利な反面、自由にネットにつなげられるため、親からは戸惑いの声も聞かれます。三男一女4人の子ども全…

うーん、この方の教育法の記事を読むと、少し残念な気持ちになるんですよねえ。

例えば、、

学校がタブレットを配布したり、授業や宿題に使ったりするのは、私は困ったものだと心配しています。子どもたちが大人になって仕事でネットを使うことになったときには、 IT機器は今よりも想像以上に進化しているでしょう。それを考えると、今の時代の機器に慣れることは大して意味のないことではないでしょうか。

出典:AERA dot.「なぜ子どもの勉強にiPadが必要なのか?東大理IIIに3男1女合格佐藤ママ「便利さは諸刃の剣」」

という部分。

この記事では、「タブレット=子供とって害悪」という主張が前提となっています。

それに影響され過ぎなのか、将来のIT機器は今よりも発展するから、今の時代の機器に慣れても意味がないという、驚くべき主張となっています。

今どき、大学でも当然のようにPC使って勉強するし、就職時もITリテラシーって結構重要だけど大丈夫ですかね?

あと、

とにかく、タブレットに触れる時間をなるべく少なくする工夫と親の覚悟が子どもの人生を左右するといっても過言ではない時代です。

出典:AERA dot.「なぜ子どもの勉強にiPadが必要なのか?東大理IIIに3男1女合格佐藤ママ「便利さは諸刃の剣」」

どんだけタブレットを害悪扱いするのかと。

子供が自分でコントロールできるようにしてあげるのが教育なんじゃないでしょうか。

最初はついやり過ぎて失敗しても、それを自ら学習して次からは気を付ける。

そういう風になってもらうために、時には注意し、時には大目に見るっていうのが必要だと思うんですけどね。

親がずっと管理していたら、子供はいつ自分で考えるようになるんでしょうか。

高校卒業後?

佐藤ママの記事の根底には、常に下記の考えがあるんだと思います。

人間は何も制約がないと堕落の坂を転がっていく生き物です。親は何が一番必要かを見極めて、今の時代を生き抜く子どもを育ててほしいと思います。

出典:AERA dot.「なぜ子どもの勉強にiPadが必要なのか?東大理IIIに3男1女合格佐藤ママ「便利さは諸刃の剣」」

これが根底にあるというのが、この方の記事を読んでいて、残念に思うところなんですよね。

私は、多少失敗することが分かっていても、子供を信じて任せることも必要だと思っています。

学力をつけることを最優先とするならば、こういった子供を徹底的に管理する教育法もあるのかも知れないです。

ただ、もし、自分がこういう育てられ方をしていたらと想像すると、率直に「嫌だ」と思う訳です。

私自身、親からは色々言われず、好き勝手やってきた人間なので、耐えられないと思ってしまいます。

ファミコンだって新しいゲームを買った直後は毎日何時間もやっていたし、高校時代は受験直前まで深夜番組も見ていました。

タブレットって面白そうだから、ちょっとくらい遊んでみたいというのは、子供なら当たり前だし、ちょっとくらいいいのでは?と思ってしまう訳です。

そういった楽しみを奪ってまで目指すものって何なんだろう?と疑問になってしまう訳です。

うちの長男の中学受験のときは、自由時間はゲームとか好きなことをやらせていましたし、今でも基本的に本人の意思を尊重しています。

今回取り上げたような、極端な記事はネットでも受けが良いので良く掲載されますが、そのような記事に感化されることで、結果的に不幸になってしまう子供が多く出てきてしまうというのはあってはならないと思い、今回はこのような記事を書いてみました。

うちのような、あまりガツガツしない育て方でも、意外となんとかなってますよ。

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