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志望者の要望への東京都市大附属中の対応がコレジャナイ感

中学受験全般

東京都市大附属中が来年の中学入試から2月1日午前入試を実施することを決定しました。

【23年度】入試日程変更について – 東京都市大学付属中学校・高等学校

 本校は 2006 年度中学入試より、2月1日午後入試を導入し、今年も 1000 名を超える方に受験していただきました。「トシコーの2月1日午後入試」は、中学受験関係者に広く定着されていると自負しております。一方で、本校を第一志望とする受験生・保護者の皆様からは、第一志望の学校を多くの方が受験する2月1日午前入試の実施を望まれる声も耳にしております。
 つきましては、現小学5年生が受験する来春の「2023 年度中学入学試験」において、2月1日午前入試を実施することにいたしました。

出典:東京都市大附属中ホームページ

これは、なかなか男気がある判断だなと思って中身を見ていたのですが、

2月1日午前の募集定員:Ⅰ類 約40名、Ⅱ類 約10名
2月1日午後の募集定員:Ⅰ類 約60名、Ⅱ類 約40名

2月1日午前は、思わず「少なっ!」と言ってしまうような募集定員でした・・

多くの学校が、人気校が集中する2月1日午前を避けた入試戦略を採るなかで、もちろん評価できる判断ではあります。

ただ、同校を第一志望にしている保護者の要望は、2月1日午前の募集定員を一番多くしてもらい、第一志望者が入りやすくなるということのはずです。

上記のような募集定員では、他の日程と同じような難易度になるか、むしろ難しくなると思うので、折角の英断にも関わらず、コレジャナイ感がしてしまいます。

入試回数を多く設け、ひとつひとつの入試回の偏差値を高く見せたいという、学校側の思惑が透けて見えてしまいます。

個人的な感想ですが、もっと熱望組を優遇しても良いのでは?

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