今回は女子学院の難関国立大現役合格率がどうなったのか見てみます。
合格者数はインターエデュを参照しています。(4月9日時点)
女子学院の難関国立大現役合格率の推移(2021~2024年)
大学/入試年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 |
東京大 | 21 | 28 | 22 | 25 |
京都大 | 4 | 8 | 6 | 6 |
一橋大 | 7 | 10 | 6 | 4 |
東工大 | 4 | 3 | 7 | 8 |
国公医 | 13 | 9 | 8 | 5 |
合計 | 47 | 58 | 49 | 48 |
卒業者数 | 214 | 222 | 214 | 211 |
難関国立大 現役合格率 | 22.0% | 26.1% | 22.9% | 22.7% |
昨年とほぼ同じ数値であり、ここ数年は安定しています。
女子校の中では、豊島岡が近年同じような数値でライバルのような存在になっていますが、2024年は豊島岡が16.7%と数字を下げたこともあり、女子学院が桜蔭に次ぐ2位になりました。
ただ、豊島岡は高入廃止の効果で難関国立大現役合格率が上がってくる可能性が高いので、その結果、女子学院が2位を守るのは難しくなるというのが私の見立てです。
また、国公立大医学部の合格者数が年々減っていることで、医学部志望の家庭がより豊島岡に流れていくことが予想されるため、安心はできない状態だと考えています。