東洋経済オンラインで「四谷大塚「盗撮事件」を受け中受塾それぞれの対応」の記事が掲載されました。
四谷大塚「盗撮事件」を受け中受塾それぞれの対応
大手中学受験塾「四谷大塚」の男性講師(24)が、業務中に複数の女児を盗撮し、警視庁に逮捕された。現在検討されている、子どもとかかわる職業に就く際に性犯罪歴がないことの証明を求める仕組み「日本版DBS」で…
四谷大塚の事件を受けて、保護者の方は各塾の方針が気になるところだと思うので、この記事は参考になると思います。
もしかすると、既に塾のマイページなどで今後の方針のようなことが掲載されているのかも知れませんが。
四谷大塚については、「スマホなどの電子機器から授業の様子を確認できる「ライブモニタリングシステム」を導入する」ということですが、普通の教師からすると、ちょっとやりずらいでしょうね。
うちの子に聞いたサピックス通塾時の話だと、授業中にうるさい子が静かにしないので、結構キレている先生も多かったらしいですが、そういうのが親御さんにモニタリングされるとなると、迂闊にキレることもできなくなりそうです。
質の高い授業を成立させるために、現場では、うるさい子は泣かせてもいいから黙らせる必要があるのが実態だと思うのですが、それができなくなると、真面目に授業を受ける子にも影響する可能性があります。
その点では、サピックスは保護者に授業中の様子を公開するつもりはなさそうなので、影響はなさそうです。
一方、四谷大塚では、いつ見ているか分からない保護者に配慮するあまり、うるさい生徒がいても、強く叱らずに授業を流していくしかないという状況も考えられます。
事件によるイメージダウンもそうですが、こっちのデメリットについても心配になってしまいます。