今回は桜蔭の難関国立大合格力を算出します。
桜蔭の難関国立大合格力の推移(2021~2023年)
「難関国立大合格力」の算出対象(東大、京大、一橋大、東工大、国公立大学医学部(防衛医大除く))を集計しました。(東大理3、京大医学部についてはダブルカウントしない)
合格者数はインターエデュを参照しています。(3月23日時点)
大学/入試年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 |
東京大 | 71 | 77 | 72 |
京都大 | 4 | 1 | 6 |
一橋大 | 4 | 2 | 1 |
東工大 | 3 | 2 | 4 |
国公医 | 42 | 40 | 42 |
合計 | 116 | 108 | 113 |
卒業者数 | 229 | 228 | 231 |
難関国立大合格力 | 51% | 47% | 49% |
(参考)私医 | 105 | 63 | 101 |
非常に高いレベルで安定しています。
他の学校に左右されず、毎年、その学年の最上位層をほとんど総取りできるポジションにあるということがその要因でしょう。
逆に、これ以上の上積み要素を見出すことは難しく、渋渋、渋幕などに最上位層を奪われる傾向が強くなると、将来的にはこれだけの実績を維持することは難しいかも知れません。(鉄緑会によるブーストもかかった上での実績なので)
「断トツNO.1の女子校だから桜蔭に入りたい」「この子は頭がいいから、桜蔭に入れないともったいない」と思ってもらえるポジションを、いつまで維持できるかが鍵となりそうです。