朝日新聞EduAの記事「中学受験の向き不向き、どう見極める? 受験勉強を左右する三つの要素 大学までのルート視野に判断を」について。
中学受験の向き不向き、どう見極める? 受験勉強を左右する三つの要素 大学までのルート視野に判断を|受験適齢期を見極める|朝日新聞EduA
首都圏などで中学受験人気が高まっています。中学受験に向く子とは、どんな子なのでしょうか。子どもに中学受験をさせるかどうかの判断のポイントはあるのでしょうか。オンラインサロン「Mama Café」などで多くの保護者の相談に答えてきた教育家の石田勝紀さんに聞きました。
この内容、自分の考えと概ね一致していて、「やはり、そうだよな」と納得しました。
中学受験は早熟型が断然有利
身も蓋もない話かも知れませんが、中学受験は早熟型の子の方が断然有利です。
遺伝的な要素であり、言っても仕方がない話なので、塾ではこの話をあまりしませんが、中学受験の結果を左右する大きな要素です。
大人になったときの最終的なキャパシティは上位になることが見込まれるのに、成長カーブが晩成型であるために、小学6年生時点では周りの子より劣るということは普通にあり得ますが、こういう子が損をするのが中学受験です。
結果的に、中学受験では早熟型の子を選別しているという側面があります。
また、中学受験に成功した後で、やる気があるのにあまり伸びない子がいるのも、早熟型であることが原因の可能性があります。
同じ観点で、3月生まれの子は4月生まれの子に比べると不利です。(これも言っても仕方がない話なので、あまり議論になりませんが)
それを証明する方法として、中学受験で難関校とされる学校で、生年月別に人数を集計すれば明確になるはずです。
ただ、そのような集計はされているのを見たことがありません。
うちの長女は高校受験向きか
そして、上記記事の基準に照らし合わせると、残念ながら長女は高校受験向きのようです。
学校で問題なく楽しく生活できる反面、好奇心が強かったり、特定分野に強い興味があるという訳ではないので、受験勉強もどうしても受け身になってしまいます。
精神年齢も平均より低い感じで、受験勉強の目的もイメージできないことが原因だと思っています。
それでも、高校受験だと選択肢があまりに限られるため、中学受験しかないと考えています。