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開成の「現役で早慶以上進学率」(2023年)

分析

開成のホームページにも2023年の「進学実績」が掲載されたので、「現役で早慶以上進学率」を算出してみます。

「現役で早慶以上進学率」の定義

「進学実績」において、現役での「旧帝大」「一橋大」「東工大」「左記大学以外の国公立医学部」「早慶」への進学者数を合計し、それを卒業者数で割ったもの

厳密には、順天堂などいくつかの私大医学部もこれに匹敵する難易度ですが、分かり易さを優先して対象外とします。

開成の「現役で早慶以上進学率」(2023年)

進学先/入試年2023年
旧帝大+一工137
上記以外の国公立医19
早慶43
合計199
卒業者数393
現役で早慶以上進学率51%

旧帝+一工+国公立医で40%、それに早慶を含めると51%となります。

現役でのMARCH進学は合計で数名レベルなので、上記以外は他の国立大や私立医、浪人がメインです。

そして、その浪人は、翌年に東大や国医、早慶、私立医に進学するケースが多いようです。

豊島岡や洗足が43%だったことを考えると、開成で51%というのは低く感じるかも知れません。

これは、男子校の場合は、最悪は1浪しても希望した大学に合格できれば良いという考えの生徒が多く、女子校より低めに出る傾向があるためです。

現役で早慶に合格したが、それでは満足できずに1浪するので、「現役で早慶以上進学率」にはカウントされないということです。

武蔵が38%、筑駒が64%だったことを踏まえると、55%くらいになっても良さそうなので、来年はもっと増えるかも知れません。

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