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【サピックス】テスト中止の状況で実力を測る方法

サピックス

新型コロナの影響により、サピックスではテストも中止となっていますが、特に6年生はこの時期に実力を測る機会を失うのは痛いです。

一応、自宅で問題を解いてサピックスに郵送することで、結果を把握することができますが、他の生徒が同じ条件で実施しているかが保証されないので、正確に実力を把握することはできません。

あくまで想像ですが、

  • 時間が足りない場合に、時間を延長して最後まで解き切る
  • 難しくて解けない問題があった場合に、親の目を盗んでテキストなどを見てしまう
  • 部屋に貼ってある、中学受験用の教材、地図を見てしまう
  • 偏差値が悪いと子供のモチベーションが下がる懸念があるため、親が手助けしてしまう

といった状況で解いた家庭も一定割合でいると思うので、平均点は実力値より多少上がると考えられます。

したがって、上記のような点数の上乗せ要素がなく、通常のテストと同じ条件で解けたご家庭については、今回の偏差値に1~2程度加算した値が実力値と考えて良いのではないでしょうか。

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実力を測る方法

上記の郵送によるテスト以外で、現在の実力を測る方法がないか、考えてみたのですが、

前年、または2年前の6年生が同時期に受けたテスト問題を入手して自宅で解き、その時の成績表も見せてもらうことで、偏差値を把握する

という方法くらいしか思いつきませんでした。

6年生は例年11月に比較合判という、前年の6年生と同じ問題と解いて、レベル測定をするというテストがありますが、それと似た考え方です。

テスト問題を入手できるのか

正規に販売はしていないので、

  • ヤフオクか、メルカリで落札する
  • 知り合いから貰う

くらいしかありません。

成績表を入手できるのか

そのテストを受けた生徒の成績表を見ることができれば、平均点や、計算によって標準偏差も求めることができるので、理論的には自宅で解いた点数の偏差値も算出することができますが、これが難しいと思います。

サピックスが提案すべきでは

上記のような実力を測定する方法については、サピックスが検討し、実施していくべきでしょう。

この後、集合形式でのテストが実施できない期間については、その気になれば、前年と同じ問題を使って、比較合判のような形で実施することも可能だと思います。

その際、前年の6年生と比較した場合には、何点であれば偏差値いくつ相当という情報も提供すれば、実力を測ることができます。

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