サピックスの男子御三家の合格者数の速報が発表されました。
早稲アカの男子御三家の合格者数の発表は本日夜になるので、一旦、サピックスの合格実績が昨年同時期と比較してどうなったのかまとめます。(2月4日時点)
サピックス
学校 | 2024年 2月4日 | 2023年 同時期 | 増減数 | 増減率 |
開成 | 236 | 239 | -3 | -1.3% |
麻布 | 168 | 193 | -25 | -13.0% |
武蔵 | 52 | 59 | -7 | -11.9% |
桜蔭 | 188 | 197 | -9 | -4.6% |
女子学院 | 129 | 140 | -11 | -7.9% |
雙葉 | 45 | 50 | -5 | -10.0% |
渋幕 | 379 | 411 | -32 | -7.8% |
渋渋 | 183 | 207 | -24 | -11.6% |
早稲田実業 | 47 | 35 | +12 | +34.3% |
聖光学院 | 154 | 168 | -14 | -8.3% |
駒場東邦 | 167 | 170 | -3 | -1.8% |
早稲田 | 117 | 121 | -4 | -3.3% |
海城 | 85 | 87 | -2 | -2.3% |
豊島岡 | 228 | 225 | +3 | +1.3% |
洗足 | 95 | 95 | 0 | 0.0% |
フェリス | 63 | 79 | -16 | -20.3% |
吉祥女子 | 153 | 144 | +9 | +6.3% |
浦和明の星 | 415 | 451 | -36 | -8.0% |
男女御三家すべて昨年と比較して減少
予想はしていましたが、男子御三家もすべて昨年から減少となりました。
サピックスの最重要指標である開成、桜蔭の合格者数こそ、一桁の減少で済んでいるものの、麻布、武蔵、女子学院、雙葉は10%前後の大幅減となっており、「惨敗」と言わざるを得ない結果となりました。
また、御三家と同等の人気、難易度になっている聖光学院、渋幕、渋渋も同様に10%前後の大幅減となっており、ポジティブな要素を探すのが難しい状況です。
これは、難関校対策、カリキュラムの優位性がなくなってきていて、早稲アカなど他の塾に追いつかれている可能性があります。
また、この結果を受けて、今までのように黙っていても最優秀層の生徒が入ってくるという状況を維持するのは難しくなり、それによって数年後には更に苦戦するという可能性も出てきました。