日能研のサイトで、2020年の入試結果を踏まえた「結果R4偏差値」が公開されました。
R4一覧 【結果】入試結果を元に算出した合格可能性80%の偏差値をまとめた一覧表 | 日能研入試情報
小学生のための中学受験塾。日能研。入試結果を元に算出した合格可能性80%の偏差値をまとめた一覧表。首都圏版・関西版・東海版・九州版の4種類があります。
今回は女子偏差値について、日能研の結果偏差値でどの学校が難化したのか見てみます。
日能研予想偏差値と結果偏差値の比較(女子)
考察
- 女子御三家はいずれも偏差値が1上昇している
- 男子と同様、女子も渋渋1回目が上昇している(2回目は低下、3回目は上昇している)
- 洗足学園は1回目が3上昇、3回目が1上昇しており、人気による難化が続いている
渋渋1回目、洗足学園1回目については、サピックスの偏差値も上昇する可能性があります。
桜蔭、女子学院については、先日の記事にも書きましたが、現状の偏差値を維持すると予想しています。
あと、広尾学園については、2018年くらいまで偏差値の急激な上昇が続いていましたが、2019年以降は完全にストップした感があります。
学校への期待感から、目立った進学実績がない中で人気が先行した状態でしたが、東大や国立医学部といった難関国立大の合格者数が伸びてこない状況から、人気化にブレーキがかかっている状態と思われます。ただ、広尾学園はグローバル教育、海外大学への進学を売りにしているので、そういう物差しだけでは測れない魅力があるのだと思います。