6年生はあと2週間で2月校受験となりますが、親として気が気でないという方も多いと思います。
長男の受験を通じて、結果を多少は冷静に受け止めるためのマインドの持ち方が分かってきましたので紹介します。
仮に第1志望校に合格できない場合でも、こんなマインドの持ち方が良いと思います。
- どの学校に通うことになっても、それによって子供の能力自体が変わる訳ではない(本人の今後の取り組み次第で将来はいかようにもなる)
- あまり背伸びして入っても、子供にとっては周りとの比較で自己肯定感が低くなってしまうかも知れないので、合格できたところに行けば良い
- 親はあくまでサポート役。親が自分のことのように残念がったところで、子供にとって良いことはないので、すぐに切り替えて前向きな言葉をかけるべき
- 中学受験で一番の収穫は、受験勉強によって子供が成長したこと
これは、自分の気持ちを誤魔化すということはなく、事実を正しく認識した結果から生じる考え方です。
例え御三家に入ったとしても、慢心して入学後にあまり勉強しなければ、あっと言う間に学力は落ちます。
むしろ、入学時から危機感を持っていた方が、大学受験は成功するのではないかと、本気で思ったりするので、実はそこまで入試結果を重く受け止めなくていいのではないかと思います。
1点、このマインドを持つための大事な前提条件としては、実力に見合った併願校の受験計画をきちんと立てることです。
それができていないと、本来の子供の実力よりだいぶ落ちる学校に行くようなケースが出てきてしまい、その場合に「受験計画の失敗」という、子供の頑張りとは関係ない部分を後悔することになってしまいます。