最近のニュース記事で、
「首都圏の子育て世代は、住まい探しの段階で、子どもの中学受験をどうするかも視野に入れて物件を選んだ方がよい」
「早期から子どもに受験に向けた勉強をさせる人が多い地域であれば、子も親も周囲に影響される可能性があるので、住もうとしている地域の「中学受験熱」がどの程度かを調べておいて損はない」
といった、ファイナンシャルプランナーの方の意見が紹介されていました。
でも、「中学受験熱」を調べるにはどうすればいいの?という疑問が出ます。
知り合いが住んでいる地域であれば聞くこともできますが、なかなか難しいところです。
以下のサイト「Review of My Life」の記事に、参考になる内容があります。
【地域間格差】東京都の家賃相場、国立中学校進学率、私立中学校進学率を比較してみました
東京都の家賃相場、国立中学校進学率、私立中学校進学率を比較してみました
上から3つ目のグラフ「家賃相場と私立中学校進学率の関係」を見ると分かりますが、結論としては、
家賃相場と「中学受験熱」には強い相関がある
ということです。
なので、家賃が高いところ(=地価が高いところ)ほど中学受験熱が高いと思っておけば良いということになります。
大手企業の社宅が多いとか、特定の属性の人がまとまって住むエリアは例外でしょうけど。
ちなみに、このグラフからは、
- イメージ通り、文京区は同じような家賃相場の地域と比較しても私立中学受験率が高い
- 墨田区は家賃相場の割に私立中学受験率がかなり低い(地価が比較的高い下町エリアが多いことが影響か)
ということも分かります。