先日、サピックスマイページで公開された2021年の入試結果情報。
今回は麻布中について考察してみます。
麻布の実質偏差値は60
麻布は、ここ数年の中では2019年入試が最も倍率が高く、合格難易度が高かったのですが、2020年、2021年と少しずつ合格難易度が低下しています。
その結果、2021年入試でのサピックス偏差値は実質60であったと言えます。
それ以外に目についたことを挙げます。
- 50%合格偏差値は2019年から56→56→55と推移
- 受験者層のレベルに大きな変化は見られない
- サピックス偏差値は2020年入試結果でも実質60～61であり、2021年入試結果もそれとほぼ同じ
繰り返しになりますが、入試結果情報から見ると、麻布の偏差値は60が妥当だと思います。
偏差値表では62となっていますが、60でも80%合格できる範囲なので、その前提で志望校を検討した方が良いでしょう。
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