先日、浅野が2025年入試から募集定員を270名→240名に減らすことを発表しました。
神奈川男子御三家である浅野のこの発表はどのような影響を与えるのか、考えてみます。
倍率は確実に上がる
2024年入試の浅野の実質倍率は2.4倍でした。
仮に2025年の受験者数が2024年度と同じとすると、募集定員が270名→240名になったことで、2.4倍→2.7倍に上昇する計算となります。
これは偏差値が1上昇するくらい、大きな変化です。
倍率上昇がもたらす影響
倍率が上昇することは事前に分かるので、チャレンジ層が他の学校に流れることも考えられます。
ただ、浅野に関してはそういう動きは少ないと予想します。
理由は、2月3日入試で浅野から変更するような学校が存在しないからです。
浅野を受験するのは、主に神奈川県や東京都の城南地区の家庭が多いですが、そこからの通学圏で、浅野より少し低い偏差値帯の学校というのが存在しません。
そのため、多少難化することが分かっていても受験するという判断が多くなると考えます。
大きな影響はなさそう
結論としては大きな影響はないと予想します。