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高校授業料無償化の影響で難関都立高校の棄権率増加か

高校受験

東京都のホームページで「令和6年度東京都立高等学校入学者選抜受検状況」が発表されました。

令和6年度東京都立高等学校入学者選抜受検状況|東京都教育委員会ホームページ
東京都教育委員会のホームページ。事業内容、入試、都立学校、教職員採用、教員免許、生涯学習などの情報をお伝えします。

東京都の高校授業料実質無償化が決まったときから、高校受験における影響として、今まであれば日比谷第一志望だった層の一定割合が、早慶付属や開成に合格すればそちらに流れるという仮説を立てていました。

その場合、「都立高校に合格したら辞退せずに入学すること」が暗黙の了解になっている高校受験においては、都立高校に願書は出すものの、私立本命に合格したら都立高校の入試は棄権(欠席)することになります。

このような動きは、早慶付属や開成と併願する難関都立高校で発生しやすいため、難関都立高校4校について昨年から棄権する割合(棄権率)がどう変化したかを調べることで、上記仮説を検証します。

難関都立高校4校の棄権率の変化(2023年から2024年)

学校2024年
出願者数
2024年
受験者数
2024年
棄権率
2023年
出願者数
2023年
受験者数
2023年
棄権率
日比谷45935423%58147418%
戸山49940120%49041914%
青山45841210%44639711%
西42836814%46340712%

結果は青山を除いて棄権率は増加しており、日比谷は5ポイント、戸山は6ポイント、西は2ポイント増加しています。

この結果から、高校授業料実質無償化が決定したことにより、難関都立高校から早慶付属や開成などの難関私立高校に流れる割合が大きくなった可能性が高そうです。

私立に流れるとどのような影響があるか

難関都立高校については今までより受験者数が減る(日比谷は昨年より120人減少)ということなので、その分優秀な生徒を確保しづらくなります。

その結果、今年入学する生徒が卒業する2027年から学校全体としての大学合格実績が多少低下する可能性があります。

都立と私立のどちらを第一志望にするかは、世の中の景気にも左右されるため、今後の動向には注意が必要です。

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