長女も4年生になったので、今年から候補になりそうな学校の情報収集をしていこうと思い、鷗友学園女子のWeb学校説明会に申込みしていました。
まだ、長女には女子校がいいのか、共学校がいいのかも分からないので、色々と情報収集していこうと思っています。
コロナの影響で、しばらくは文化祭なども開催が難しいと思うので、まずは学校説明会での情報収集が先行しそうです。
先日、その鷗友学園女子の説明会の動画が配信されたので、印象に残ったことを書いてみます。
偏差値
感想の前に、鷗友学園女子の偏差値についておさらいしておきます。
近年人気が出ており、特に2回目の偏差値は58まで上昇しています。
大学合格実績
過去3年間の難関国立大学の合格実績については、以前の記事で他校と比較しているのでこちらを参照してください。
印象に残ったこと
全体的な印象としては、生徒のことを良く考えて指導されていることが分かり、好印象でした。
以下、印象に残ったことです。
オンライン授業
緊急事態宣言を受けて現在はオンライン授業を実施していますが、体育なども含めて時間割通りに実施しており、紹介されていた授業風景からも、先生が生徒のことを良く考えて取り組んでいることが分かりました。
今回ような有事の際にこそ、学校の対応力が発揮されると考えているので、各学校がどのような取り組みをしているかは、学校を選択する際に非常に参考になります。
先生
説明会動画に出てきた先生、教頭先生の話には確固たる理念に基づいた説得力があり、生徒への愛情も感じられました。
子供を安心して任せられそうな雰囲気があります。
入試の配点
どの科目も大事にしているという話があり、実際入試の配点でも全教科100点満点となっているとのこと。
女子校は男子校よりも理科と社会の配点が低い学校が多く、例えば桜蔭では、算数と国語が100点、理科と社会が60点という配点ですが、鷗友学園のように全教科同じ配点の学校は、理科と社会が得意な子が有利になります。
女子学院も全教科同じ配点ですね。
2回目入試での再チャレンジの考慮
2020年入試結果の報告において、2月1日の1回目入試で残念だった子で、2月3日の2回目入試への再チャレンジ組の30%が合格しているという話があり、驚きました。(私の勘違いだったらすいません)
というのも、前述のとおり、2回目入試の偏差値は1回目より「8」も高いので、1回目入試で残念だった場合、感覚的には再チャレンジ組の10%合格すれば良い方だと思うからです。
ちなみにネットで調べると、昨年や一昨年は15%くらいだったとのこと。
その驚きは、その後の話で納得に変わりました。
というのも、「1回目、2回目の両方受験した人には、2回目に若干の加点がある」と話していたからです。それなら再チャレンジ組の合格率の高さの説明がつきます。
勝手な推測ですが、再チャレンジ組の30%が合格ということであれば、10点近くの加点はあったのではないでしょうか。もちろん、1回目入試を経験することで、この学校の問題形式に慣れることによるアドバンテージもあるとは思いますが。
鷗友学園熱望組はどうすれば良いか
前述の加点制度があるということは、熱望組は2回目の偏差値が届いてなくても、1回目、2回目の両方チャレンジする価値がありそうです。
ただし、加点の有無については学校側の都合で変更されることが結構あるので、受験する年の学校説明会で良く確認することが重要です。
逆に、併願校として2月3日のみ受験しようかと考えている場合には、結構不利になる覚悟をした方が良いでしょう。
何故なら、偏差値表の偏差値は、再チャレンジ組と2回目のみ受験組の両方合わせて算出しているため、2回目のみ受験組にとっては、偏差値表の偏差値よりも実質的には少し高い難易度である可能性が高いからです。
今後の動向に注意が必要です。