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難関校のサピックス偏差値は6年間でどう変わったか(女子)

分析

中高一貫校の入口偏差値の変動は、入学する生徒のレベルの変動を表すため、今後の大学合格実績を占う上で重要な情報です。

今回は今年(2024年)の女子サピックス偏差値(女子校・共学校)について、6年前(2018年)からどう変わったかを調べてみました。

偏差値はリセマム等のサイトで公開されている情報をもとにしています。

難関校のサピックス偏差値は6年間でどう変わったか(女子)

まず一見して、上昇している学校が多いことが分かります。

単純に平均すると偏差値で1程度上がっています。

これは、サピックスの大衆化による、塾の平均レベルの低下による影響と考えられます。(男子と同様)

そのため、偏差値1程度の上昇については、実質的な難易度の上昇はないものと捉えた方が良さそうです。

以下、気になる学校についてコメントします。

渋渋

第一志望の受験生が多く受ける2月1日入試の偏差値が△3となっており、渋渋を第一志望とする受験生が増えていることが分かります。

以前より偏差値上位層が受けるようになっていることから、今後の大学合格実績が伸びる余地はまだありそうです。

フェリス・洗足学園

神奈川県の最難関女子校の座は洗足学園が奪った形になりますが、2024年の東京一工国医の合格率自体は互角でした。

ただ、フェリスは6年前より入口偏差値が2下がっているのに対して、洗足学園は逆に平均して2~3程度上がっていることから、このままいくと洗足学園が差を広げていく可能性が高そうです。

吉祥女子

6年前と比較して平均して2.5上がっており、今後の大学合格実績は今より伸びることが期待されます。

鷗友学園

あまり話題になっていませんが、入学者が多い2月1日入試の偏差値が5も上がっています。

入学者のレベルもかなり上がってきていることが予想されるため、今後の大学合格実績が伸びる可能性が高そうです。

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