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桜蔭の中央値の生徒は現役でどの辺に行っているのか?

分析

二月の勝者で桜蔭行った子の大学が慶應だった件が話題になっていますが、これは普通にリアリティを追求した結果だと思っています。

桜蔭は入学時の最上位層と下位層の差が大きく、桜蔭に合格しただけで東大行けるほど甘くないということです。

桜蔭の中央値の生徒は現役でどの辺に行っているのか?

では、桜蔭で中央値(真ん中の成績)の生徒は現役でどの辺に行っているのでしょうか?

2024年の桜蔭の現役合格実績は、生徒数224名に対して東京一工国医が80名でした。

それとは別に、慶應・慈恵・日医・順天の難関私医の合格者が45名ですが、半数以上は国医との重複合格のはずなのでここまでで約100名となります。

と考えると、中央値の生徒は早慶進学または東大国医目指して浪人という感じではないでしょうか。

中央値でも早慶に現役進学できるというのは、女子校としては大健闘と言って良いと思います。

御三家の麻布、武蔵などは、中央値の生徒では早慶現役合格の確率は50%切ってると思われます。

難関校に入っても、中高と真面目に勉強してきた成績上位の生徒が実績を残すのであって、そうでない層にとって現実は厳しいということです。

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