magacolの記事「中学受験「なかなかやる気を見せてくれない子」に親が今すぐ取り組むべきこと」について。
中学受験「なかなかやる気を見せてくれない子」に親が今すぐ取り組むべきこと – magacol
おおたとしまささんに読者が相談する形式の、連載記事になっています。
この回は、中学受験でなかなかやる気を見せてくれないという相談についてですが、おおたとしまささんの答えは、「結局、待つしかない。」でした。
身も蓋もないように思えますが、この回答には私も同感です。
記事の中に「外から関わって内発性を引き出すって、原理的に不可能だってみんなわかってると思うんですよね。」
とありますが、その通りです。
無理やり勉強させるというのは、内発性を引き出しているのではなく、強制しているだけですが、そうするとやる気は出ません。
行きたい学校が見つかって、そのために自ら勉強するというのが、内発性になると思います。
あと、やる気が出るのを待つ場合に必要なこととして、「待つって、この子がこのまま入試まで変わらなくても、それがこの子なんだって認められるかどうかっていうことなんですよ。」と書いてありますが、これは中学受験に限らず相当難しいことだと思います。
普通は、少しの間待ったとしても、途中から「いい加減にしなさい!」とか「そろそろ本気出さないと」とか言ってしまうと思いますが、それでは内発性を引き出せないということですね。
将来にはこういう選択肢があるということや、その内容ついて説明しながら、子供が自らそれに向かって動き始めるを待つということですが、子供への信頼や確固たる理念がないと、なかなか難しいですよね。