ENCOUNTのの記事「定期代月7万円、往復4時間の新幹線通学 超難関校に通う高2女子のポジティブ思考」について。
定期代月7万円、往復4時間の新幹線通学 超難関校に通う高2女子のポジティブ思考
受験シーズンが終わり多くの生徒が志望校での新学期を迎えた。地方の超難関校に合格し、遠距離通学を決めた生徒も多いだろう。昨年埼玉県内の超難関校に進学した生徒は往復4時間かけて新幹線で通学している。4時間と聞くと通学というより“痛”学という字を使いたくなるが、生徒は意外にも抵抗感はあまりないようだ。長女が新幹線通学している...
受験関連の記事では良くある、安易に「超難関校」とか書いてしまう点も若干気になります(個人的には筑駒くらいでないと使うべきでないと思っています)が、新幹線通学を是とする内容にはどうにも同意できないです。
某有名私大の付属高校ということは容易に想像がつきます。
それであっても、往復4時間というのは、代償があまりにも大きくないでしょうか。
午後8時半に帰宅というも体力的に辛いでしょうし、友達との交流が楽しい高校時代に、使える時間が他人より2時間少ないと考えると、なんだか可哀そうな気がします。
これでは休日も含め、友達と遊びに行くのは難しいですよね。
「新幹線の車窓から田んぼの田植えの時期、刈り入れの時期など都会にはない光景を見ることができます。」など、無理やり新幹線通学の良さを書いているだけのように見えてしまいます。
メリットを挙げるとすれば、忍耐力が向上することくらいではないでしょうか。
有名大学の付属校のメリットが欲しくて、お金を犠牲にするのは良いとしても、時間まで犠牲にしているように思えます。
安易に新幹線通学を選んでしまい、後悔するご家庭が出るとまずいと思い、敢えて反論を書きました。