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2021年入試結果情報から考察(広尾学園小石川)

学校情報

サピックスマイページで、2021年の入試結果情報が公開されました。

この情報は、偏差値だけでは分からない情報も得ることができるので、受験を考えている学校についてはチェックすることをおすすめします。

今回は注目度の高い、広尾学園小石川について考察してみます。

広尾学園小石川の第1回入試はかなり入り易かった

2021年は第2回以降の入試の倍率が高いことで話題になりましたが、第1回入試はかなり入り易かったと言えます。

入試結果情報から分かる、その根拠をいくつか挙げます。

  • 第1回入試については、約95%は偏差値50以下の層が受験している
  • その受験者のうち、4人に3人は合格している
  • 偏差値34,36の層でも3人に2人は合格している

サピックスのアルファベット下位クラスでも十分いける水準だっと言えます。

第2回入試でも偏差値46あれば80%合格できる

入試結果情報のグラフを見ると、第2回入試でも偏差値46あれば80%が合格できたと思われます。

偏差値40~44で50%くらいですね。

全体で見ると、サピックス受験生の5人に3人は合格している感じでしょうか。

第3回以降の入試はもう少し難易度が上がる

第3回以降の入試は、募集人数も少なくなるので、倍率が高くなり、合格難易度も上がります。

偏差値50で合格率70~80%程度でしょうか。

2022年入試はどうなるか

以上は、2021年入試の結果から言えることです。

2022年入試については、志望者の動向に左右されます。

個人的な予想としては、当面は学校の進学実績などポジティブな要素が出ないことから、2022年入試は、今年同程度が、若干志望者数が減ると思っています。

第1回入試が一番入り易いのは確実なので、 第1志望であれば第1回入試を受験するのがおすすめです。

本家の広尾学園を第一志望とする組が併願校として出願するケースでも、なるべく早い回を受験した方が確率が高まるでしょう。

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