朝日新聞EduAの記事「2022年度中学入試直前情報②サピックス 「台風の目」の広尾学園小石川 各家庭の基準で選ぶことが定着」を読んで、気になることがありました。
受験者数、偏差値から見て伸びが大きいのは広尾学園小石川です。開校初年度の21年度に募集定員よりかなり多い合格者を出しているので、2、3年目は絞らざるをえません。非常に難しい学校になっています。台風の目になりそうですね。
出典:朝日新聞EduAの「 2022年度中学入試直前情報②サピックス 「台風の目」の広尾学園小石川 各家庭の基準で選ぶことが定着 」より
ん?絞る?
半年ほど前に下記リンクの記事を書きましたが、どうやら、2021年入試で定員120名のところ、結果的に198名入学させてしまったことで、そのしわ寄せで、今年は合格者数を絞らざるを得ないということのようです。
ただ、広尾学園小石川のホームページを見ると、2022年の募集人員は120名と書いてあり、昨年と同じです・・
これは恐らく、募集人員が減らされるということではなく、「学校側が合格を出す人数が昨年より絞られる」という意味でしょうね。
2021年が予定の1.7倍くらい入学してしまったということで、2022年入試で合格を出す人数は、単純計算で2021年の60%(1÷1.7)ということになります。
知名度が上がり、歩留まりが高くなることを考慮すると、もっと絞る必要がありそうです。
こう考えると、激戦であった2021年と比較にならない程の超激戦になりそうなので、熱望組は、最も合格確率の高い、2/1午前の第1回入試を受けるべきでしょう。
もしかすると、現在のサピックス偏差値は、それも加味して昨年より大幅上昇しているのかも知れませんね。
これ、場合によっては、本家の広尾学園を受験する場合と比較して、合格確率があまり変わらないということまである気がしてきました。(あくまで私の勝手な推測なので、受験される方は慎重に判断ください)