さぴあ6月号に、広尾学園小石川の初代校長へのインタビュー記事が掲載されていました。
私が以前、広尾学園小石川が誕生するという話を聞いたときは、
「学校経営が厳しくなった村田女子に、広尾学園というのれんを貸して立て直しするのかな」
という印象でしたが、今回のさぴあのインタビュー記事を読むと、
「これ、ガチで第2の広尾学園みたいになりそう」
「これなら割と人気出るのかも」
という印象に変わりました。
何故そう思ったのか、理由を紹介します。
広尾学園小石川が第2の広尾学園になると思った理由
立地がいい
都心でありながら、環境もいい文京区にあるので、広尾学園と同等の教育を受けられるなら、こっちでもいいという層もいると思います。
通学の観点でも、都営三田線の千石駅というマイナーな駅ではありますが、駅から徒歩2分と好立地です。
広尾学園の教職員が多く移籍する
広尾学園小石川には、広尾学園からの教職員8名+他校から移籍する教職員5名が異動することにより、教職員の約半数が入れ替わるとのこと。
広尾学園の名前だけではなく、教育の中身も広尾学園に近くなると思われます。
広尾学園と同じインターナショナルコースがある
その中でもアドバンストグループ(AG)では、国語、日本史と地理、一部の実技教科以外は英語での授業になるとのこと。
この点でも、広尾学園と同じスタイルを目指しているようです。
ICTに力を入れていく
生徒全員にChromebookやMacBookをも持たせる予定とのことで、広尾学園と同じようにICTに力を入れていくようです。
また、オンライン学習も取り入れていくとのこと。
進学校としての期待に応える取り組み
夏期講習や冬期講習は広尾学園のキャリア教育に参加させることも視野に入れているとのこと。
その他の情報
その他、校長からは以下のようなことも説明されていました。
- 高校募集は2021年度から3年間実施するが、来年度の中学新入生が高1に上がるタイミングで高校募集を停止する可能性が高い
- 広尾学園の「医進サイエンス」の「研究活動」に取り組みたいという生徒が出てきた場合は、放課後等を利用して参加させたいと考えている
- 2021年の入試日程は2月1日から4日までの間に、午後入試も含めて検討している
- 試験科目については、4科受験だけでなく2科受験も検討している
- 出題傾向は広尾学園に準ずるものになりそう
夏頃には詳細が出てくるそうなので、興味を持たれている家庭では、その情報も要チェックです。