今回は首都圏の女子難関校(難関国立大現役合格率が10%以上の学校)を対象に、難関国立大合格者に占める浪人の比率を算出してみました。
首都圏難関校(女子校)の難関国立大合格者に占める浪人比率(2023年、2024年の平均)
順位 | 学校 | 難関国立大合格率 (浪人含む) | 難関国立大現役合格率 | 浪人比率 |
1 | フェリス | 14.4% | 11.3% | 22% |
2 | 女子学院 | 28.5% | 22.8% | 20% |
3 | 豊島岡 | 24.9% | 20.0% | 20% |
4 | 雙葉 | 14.0% | 11.3% | 19% |
5 | 桜蔭 | 48.1% | 39.5% | 18% |
6 | 洗足学園 | 14.4% | 12.7% | 12% |
7 | 鷗友学園女子 | 12.5% | 11.4% | 9% |
難関国立大現役合格率10%以上の女子校を対象としているため、数が少なくなっていますが、自由な校風とされているフェリス、女子学院がツートップとなっています。
ただ、他の学校と大きな差はなく、年によっては入れ替わる可能性があるレベルです。
この中で比較すると、洗足学園と鷗友学園の低さが目立ちます。
比較的しっかりと勉強をさせる学校ということもあり、現役志向が強いのだと思われます。
また、医学部志望の場合は、1浪までは許容して国医狙いというのは普通にあるので、桜蔭や豊島岡はその分、浪人比率が上がっているという側面もあるでしょう。