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横浜雙葉、志望者激増

学校情報

少し前に、横浜雙葉が2回入試になって難易度が上がると書きましたが、以下の記事によると、志望者数もかなり増えているようです。

首都圏「中高一貫校」7月模試で予想倍率が前年より変動した男女別学校【中学受験2024】
『本当に子どもの力を伸ばす学校 中高一貫校・高校 大学合格力ランキング』(ダイヤモンド・セレクト2023年8月号)では、2023年入試を振り返り、24年以降を展望した。首都圏の小6人口は減るものの、4月や7月の四模試に参加した受験者数は前年比99%でほぼ変わらない。それだけ受験率が上がる傾向にあるため、24年入試も前年...

2月1日午前の注目校は、24年から2日に2回目を設定して2回入試に踏み切る横浜雙葉だろう。1回は前年より5割近く増やして、予想倍率2倍台半ばの勢いだ。

1回目の募集人数は、今年90名 ⇒ 来年60名と減少します。

また、今年の実質倍率は1.7倍でした。

なので、この記事に書かれているように1回目の志望者数が本当に1.5倍になったとすると、予想倍率は2倍台半ばではなく、

1.7×1.5×90÷60=3.825倍

となります。

これは流石に増えすぎなので、「募集人数減を考慮した倍率が1.7倍⇒2.5倍に約5割増える」という意味のような気がします。

その場合、1回目の募集人員が3分の2になったが、志望者数は昨年と変わらなかったというのが、正しい説明だと思います。

いずれにしても、今年の入試よりは難易度が上がる可能性が高そうです。

志望者数増の要因

志望者数増の要因ですが、2回入試への変更という要素もありますが、一番大きいのは難易度的に入り易くなったことだと考えています。

今年の横浜雙葉の入試では、日能研の予想偏差値51に対し、結果偏差値が46となり、関係者の中ではかなり話題になりました。

塾側からも、中堅校を検討する保護者に対して「横浜雙葉はだいぶ入り易くなっている」という話をしていると思われ、「うちの子も、あの横浜雙葉に入れるかも」と考えて志望する層が増えていると思われます。

これは、まさに隔年現象のメカニズムそのものですね。

「入り易くなったから受験を決めたのに、入試結果から見ると2年前の難易度に戻っていた」(2回入試なのでそれ以上の難易度かも)となる可能性も十分あるので、慎重に判断した方が良いでしょう。

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