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広尾学園、難関国立大合格実績が急伸

分析

注文度の高い広尾学園について、今年もインターエデュの情報から難関国立大学合格実績を分析してみます。

広尾学園の難関国立大学合格実績(2018~2022年)

2018~2022年の難関国立大学の合格実績を下記の表にまとめてみました。

ここでは、当ブログで定義している「難関国立大合格力指数」の算出対象(東大、京大、一橋大、東工大、国公立大学医学部(防衛医大除く))を集計しています。

大学/入試年2018年2019年2020年2021年2022年
東京大12335
京都大12123
一橋大21234
東工大82216
国公医574814
合計1714121732
卒業者数260289292320277
難関国立大合格力指数7%5%4%5%12%

評価

昨年の5%から12%に急伸しています。

全ての数値で昨年を上回っており、確実に実績が出てきていることが分かります。

海外大学志望の生徒(国内大学は受験しない)も多い中での結果なので、余計に意味があります。

今まで、期待先行で入試偏差値が先に上昇する形でしたが、実績が追い付いてきた感じです。

比較的近い進学実績だった世田谷学園を今年は上回りそうです。

ここから快進撃が始まる可能性

来年の大学受験組の入口偏差値(6年前)は、医進サイエンスで4程度上昇します。

実際に入学した生徒のレベルと必ずしもリンクしていない可能性はありますが、来年の大学受験学年のレベルは今年より上がる可能性が高いです。

このように、今後3年間の大学受験学年の入口偏差値は上昇を続けた世代になるので、難関国立大学合格実績も上がり続ける可能性が高いです。

広尾学園の魅力はグローバル志向

一方で、広尾学園の一番の魅力は、中学の段階からグローバルで活躍できる人材を目指すインターナショナルコースが設置されており、本気で海外大学を目指すカリキュラムが用意されているということでしょう。

グローバルでの活躍を目指すという視点に立った場合、日本の大学への進学は必ずしも良い選択ではないでしょうし、このような日本の難関国立大学への合格実績の評価自体、意味がないと言えるかも知れません。(毎回書いてますが)

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