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都立高入試の男女別枠、性差別として弁護士から制度撤廃を求められる

中学受験全般

以前、女子に不利な募集定員を設定している学校について、そろそろ問題視されそうという記事を書きました。

そんな中、弁護士ドットコムニュースに、「「都立高入試の男女別枠は、性差別だ」 医学部不正入試訴訟の弁護士らが撤廃求める意見書」という記事が掲載されています。

「都立高入試の男女別枠は、性差別だ」 医学部不正入試訴訟の弁護士らが撤廃求める意見書 - 弁護士ドットコムニュース
全国で唯一、男女別定員制が導入されている都立高校の一般入試。その合格ラインが男女で大きく異なっていることから、制度の見直しを求める声が高まっている。2018年には、複数の大学の医学部入試で、女子の合...

以前の世の中であれば容認されていましたが、男女平等の考え方に合致した、合理的な説明が難しくなってきたということだと思います。

「男女の比率で、女子が多くなると施設面等で色々困る」といった理屈も、「だからと言って、男女平等でなくて良い理由にはなりませんよね」という反論に勝てなくなってきているということですね。

男女平等でないことの合理的な理由は、実際にはあまりないと思うので、来年度以降、男女別の定員を設定している学校は、枠の撤廃という判断をしていくのではないでしょうか。

この辺は世論が後押しする感じだと思うので、ニュース等で取り上げられてくると、「男女別枠の設定=悪」という世論になり、風向きが一気に変わるのではないかと。

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