子供は本当にテレビが好きです。
うちも、勉強していない時間はテレビをつけていることが多いですが、折角見るなら、なるべく子供のためになる番組を見せるようにしています。
兄の受験の時は、NHKの大河ドラマが歴史の勉強の役に立ったので、どうやっていたのか紹介します。
観ていた大河ドラマ
兄が小学2年生の頃には、戦国武将辞典のような本が流行っていたこともあり、岡田准一さん主演の「軍師官兵衛」を喜んで観ていました。
結果として、戦国時代の背景や起こった出来事を理解できたので、テストでもその時代の問題は得意になっていました。
大河ドラマを見ただけでなく、それによって戦国時代に興味を持って、関係する本を読んだことも得意になった要因だと思います。
大河ドラマの効果的な活用方法
大河ドラマは子供にも安心して見せられる番組ですが、以下のようにすることで、効果的に活用できるのではないでしょうか。
- 日曜の夜8時は忙しい時間帯だと思うので、録画して時間がある時に観る
- 子供には分かりにくいことや、疑問に思うこともあると思うので、一緒に観て解説してあげる
- ドラマの内容を楽しむ(つまらないと記憶に残らない)
- 勉強の際に、大河ドラマで観た時代の内容が出てきた場合には、ドラマでこういうシーンがあったとか関連付けて教える
歴史の勉強への良い影響
以下のような良い影響がありました。
- ドラマに登場する歴史上の人物が、いつ、どのようなことをしたのか覚えられる
- ドラマを見た後で、その時代の勉強をする際に、楽に覚えられる
- その時代の背景や特徴を知ることで、必ずしも知識として知らないことでも、推測で答えることができる
- 歴史に興味を持つことで、旅行に行った時などに、歴史上の人物のゆかりの地などにも興味を持つようになり、様々な波及効果がある
これから観るなら2020年の「麒麟がくる」が良い
来年2020年のNHK大河ドラマは、明智光秀を主人公とした「麒麟がくる」なので、戦国時代の中でも一番面白い期間である1550年頃~1582年を舞台としたドラマを観ることができます。
室町幕府最後の将軍である足利義昭も登場するようなので、室町幕府も関連付けて覚えると良いですね。
ドラマの放送開始は、沢尻エリカさんの例の事件の影響で、2020年1月19日です。
また、NHK BSの大河ドラマ再放送枠では、私の予想では「真田丸」が来年か再来年には放送されるのではないかと思っているので、本能寺の変より後の時代が観たい場合は、そちらを観ると良いでしょう。
勉強の効率という点では決して高くないですが、歴史に興味を持つのは、中学受験以外のことにも良い影響があると思いますよ。
子供が興味を持つようなら、おすすめします。